米国株高や円安、先日までの大幅下落の反動などから買い先行となりました。
オプションSQ(特別清算指数)算出も大きな混乱はなく、外国人売買動向
(市場筋推計、外資系13社)ベースが売りが少なく買い越しと伝えられたこと
もあって寄り付きの売り買いが一巡した後も底堅く強含みに推移したことで、
目先筋の買い方の回転も効き大幅上昇となりました。G7を控えた週末と言う
ことですが、ECB(欧州中央銀行)が金利を据え置くなど欧米の協調体制が
整っているということもあり、懸念材料とはならず、ヘッジ売りも限定的となりました。
後場に入ってからは一段高となりました。ここのところ後場に入ってからの
先物の売り買いで大きく指数が動かされることも多かったので、本日もまとま
った買いが入ると買戻しを急ぐ動きなどから一段高となりました。日経平均は
13,100円を超えたことで底入れ感も強まったのですが、
次の節目である13,400円〜13,500円を意識させるように13,300円を超えると
上値が重くなりました。それでも為替も1ドル=102円台となったこともあって、
最後まで堅調、大幅高となりました。
昨日まで3日連続で1%の下落となった反動もあって大幅高となりました。
日経平均の12,900円、TOPIXの1,250の節目で下値を確認したところからの
反発であり、大きな反発となったものと思います。G7を控えた週末と言うことで
ヘッジ売りなどもかさむかと思われたのですが、米国金融機関の信用不安が薄れ、
円が安くなったことで「円キャリー取引」も想起され大きな上昇につながったものと
思われます。
ファーストリテイ (9983) 10,100円 △500 円 :100株単位
宣伝強化や商品切り替え時期を早めたことなどから冬物売り上げが好調とな
り、08年2月期の連結決算が増益となり、同時に通期予想を上方修正したこと
も好感され、大幅高となりました。
武 田 (4502) 5,300円 ▼110 円 :100株単位
米バイオベンチャーを買収し長期的なガンや消化器関連の新薬パイプライン
は大いに充実するものの、中短期的な収益にはそれほど大きく貢献しないとし
て、外資系証券が投資判断を引き下げ、軟調となりました。
7&I―HD (3382) 2,895円 △300 円 :100株単位
電子マネー導入のための先行投資が重しとなり08年2月期業績は減益となっ
たものの、海外の小売大手などと比較して割安感が高いとして外資系証券に投
資判断を引き上げられたことに加え、自社株の償却を発表し、大幅高となりま
した。
日化薬 (4272) 652円 △30 円
国立病院がんセンター東病院と共同で難治性のガンに有効な薬物送達システ
ム(DDS)を開発したと報じられたことで関心を集め、大幅高となりました。
ローソン (2651) 3,970円 ▼330 円 :100株単位
2008年2月期連結決算は5期連続で最高益を更新したものの、原料価格高騰
による加盟店の負担を軽減するために仕入れ金の一部を補填することなどから
来期の業績見通しを減益としたことが嫌気され、大幅安となりました。
ユーシン (6985) 497円 △80 円 :100株単位
主力の自動車用電装品が北米を除く国内外で伸びたことや、原材料高の価格
転嫁が進んだこと、物流拠点の再編などのコスト削減が寄与し、07年12月-08年
2月期の営業利益が前期比6.1倍となったことが好感され、ストップ高となりま
した。
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