   中野サンプラザで行われた『goo』の『日本沈没』試写会にいってきました。
日本沈没プレミア試写会はあることすら知らず、武道館で盛況だったみたいですが この映画には並々でない思いがあるので、試写会やチケットプレゼントに 応募しまくり当選しました。 マニアックなところではくさなぎ君がCMに出てる 昆布ぽん酢の『日本沈没チケットプレゼント』にまで応募するため買ったもんな。
さて、それだけ期待したのも、配収40億円、延べ動員880万人といわれる 空前の大ヒットだった森谷司郎監督の『日本沈没』を 樋口監督は何度もいうように何十回も見てて、全部セリフ実況出来るような人です。
一昨年『ローレライ』で沸いた『お台場映画王』の クロージング作品に指定してくるくらいです。 『この映画に出会ってなかったら監督になってなかった』というくらいで まさにライフワークとしてこの映画に取り組んだのだと思いましたが 前作に敬意を払いつつも大胆に変えてきました。
そういうこともあり、過剰に期待しすぎて、空回りしてた感が。 プレミア行った人が新聞で『是非、小泉首相にも見て欲しい』と絶賛してたけど そこまではいかないなぁ。
採点は60/100かな。 帰りに『ローレライ』の監督だけど、『ローレライ』の ほうが良かった。と感想をもらしてた女の子がいたけど 確かに『ローレライ』で生かした技術を更に上回るものは見れたけど、 シーンの展開が急すぎてついていけなかったり 細かいカット割が多くて話がとびとびでまとまりがない。 まあシーンがエウ゛ァっぽいと感じるところがなきにしもあらずで、 やはりエウ゛ァの特技監督でもあった樋口さんだなと。
人それぞれ生まれ育った場所への思いというのは、 後半になって伝わって来たけど、小松左京の原作自体が30年以上経って 現実にそぐわなくなっているのか、最新技術を紹介するために、 『顔芸』とまでいわれた、前作のような人間ドラマが希薄になっていました。 まあ、それでも六平直政はまたいい味出してたし、吉田日出子も良かったし、 大地真央の危機管理担当大臣はかっこよかったし、 『夏子の酒』を思い出させる、配役の妙で和久井映見が 小野寺酒蔵の娘でくさなぎの姉役だったり と見せるところは見せてはくれてるんだけど。
前作のような国全体の悲壮感もないというか、ああいう結末はないだろうと。 むしろ『なにもせんほうがいい』と沈む事が原作における 一種の日本的な美学なのに。それでも丹波氏演じる総理は最後まで努力してたけど。 やっぱり渡老人を出さなかったのは失敗だな。 あのセリフは渡老人にいわせるからこそ、重みがあるのに、 石坂浩二の山本総理ではねぇ。 好感度は確かに丹波氏や総理代行の国村準氏よりは全然高いけど。 あの髪型と白髪は微妙に小泉首相を意識したのかな。
まあ今はあの結末のほうが、カタルシスもあってウケはするんだろうけど。 なにも答えを出さなかった庵野よりはマシだし、 『皆殺し』の富野よりもマシってことか。 ちなみにこの二人また懲りずにモブで出てます。 前作のように小松左京氏は出てませんが、なぜか福井敏晴氏も出てました。
まあ、その後の日本は秋から始まる『太陽の黙示録』に補完してもらいましょう。
サプライズは私の大好きなあのアーティストが出てた事。 それだけで、見る価値はあります。堂々とトヨエツの横で演技をこなしてましたし、 かなり重要な役でした。エウ゛ァでいうと日向マコトのような感じかな。
JAMSTECの平先生との対談で樋口さんが何度もネタバレで口を押さえてた事が これを見てよくわかりました。JAMSTECなくして、 この映画はないってくらい、大活躍の艦船群です。
これ以降具体的なネタバレになりますのでつづきで。
帰りに初めて、中野ブロードウェイに。 ショッピングモールの奥が行き止まりで4Fだての『まんだらけ』を始め とするマニア街が出現するという、世にも珍しい空間。 ちょうど閉まる時間でぶらっとしか見れなかったけど、今度暇な時来て見ようっと。
はなさんのいる、『Tea room Alice』にも行きたいし。
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JAMSTECや消防庁や自衛隊のPR映画?っていうくらい、艦艇が登場します。 特に『ちきゅう』大活躍。掘削穴にN2爆弾を埋め込んで、 プレートを切るなんて、普通かんがえないよなぁ。 しんかいも原作通り『わだつみ』と名前を変え、最後は退役した2000まで引っ張りだしてました。 ちきゅうは、JAMSTECの岸壁につけてましたねぇ。 巨大過ぎてつけられないのに、そして勝手に櫓のてっぺんに上ったりとやり放題。
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